強度グラフのZ軸は、色で表されます。
色はZ軸にマーカーを指定して、値に対応した色を指定します。
Z軸オートスケールをONにしても、スケールの最大、最小値は変化しますが、割り当てたマーカーの位置は変化しません。
そこで、今回は、強度グラフのマーカー位置を自動設定するサブVIを作成しました。
"IntGraphRefIn"に強度グラフのリファレンスを接続します。
"DataIn"に強度グラフに表示するデータを接続します。
"MarkerColors"にマーカーに使う色のリストを接続します。値が大きい範囲に対応する色から並べます。
実行すると波形グラフのマーカーが自動的に設定されます。
入力されたデータの最大値から最小値の範囲に、均等に色のリストを割り当てます。
プロパティノードの"ZScale.MarkerVals"のプロパティに設定を書き込みます。
このとき同時に"IgnoreArr"にFalseを書込み、カラー設定を有効にします。
サブVIから出力されたDataOutから、強度グラフの端子に接続しているのは、 マーカーの設定後に値を書き込むことで、最新の設定で描画させる工夫です。
テスト用VIも作りました。圧縮フォルダーに入っていますのでご利用ください。