株式会社テクトス

Googleのチャートツールでボックスチャートを描く [ Google Candlestick Charts ]

GoogleはGoogle Codeというコーナーで様々なサービスを提供しています。

その中でもGoogle Chart Toolsでは、様々なグラフ描くことができます。

(参考:http://code.google.com/intl/ja/apis/chart/index.html

今回は定番のボックスチャートを使います。

○使い方

"Data"に、データを入力します。

"Data"はクラスタの配列で、配列の一つの要素が、X軸の1ポイントに対応します。

クラスタには、下記のデータが含まれます。

"Min Val":最小値、ボックスから下に伸びたライン下端の線

"25%Val":25%値、ボックスの下端

"75%Val":75%値、ボックスの上端

"Max val":最大値、ボックスから上に伸びたライン上端の線

"Median":平均値、ボックス内中央の線

"Outlier 1":外れ値1、範囲外のポイント

"Outlier 2":外れ値2、範囲外のポイント

"Markers"に、マーカーの色やサイズを指定します。

各マーカーの色やサイズ、参照するデータを指定します。

詳細は、Googleのオンラインリファレンスを参照してください。

"Size"に、グラフのサイズを設定します。

実行すると、"Chart"に画像が表示されます。

変換に失敗すると"Error"ランプが点灯します。

サンプルプログラム VI"GoogleBoxCharts.zip"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

コネクタ画像

フロントパネル画像

○仕組み

URLに、設定の値を連結してHTTPでリクエストを出すと、png形式の画像が戻ってきます。

画像データを、HTTPのヘッダーと分離した後、テンポラリのファイルに保存します。

保存した、png形式の画像を、"ReadPng"関数で開いて画像を表示します。

テンポラリファイルは、VIと同じフォルダに、"BoxChart.png"という名称で保存されます。

ブロックダイアグラム画像