株式会社テクトス

グラフをタイリングする [ Tiling Graph ]

複数のグラフを画面一杯にタイリングします。

様々な種類の波形を表示したい時に、画面に複数のグラフを並べる事があります。

その場合、見たい内容に応じて、表示するグラフの数を変えたり、ウィンドウのサイズを変更した時に それに合わせてグラフのサイズを変更したい事があります。

今回は、縦、横の個数を指定して、複数のグラフをタイリングするサブVIを作成しました。

○使い方

ペーンのリファレンスと、表示するグラフのリファレンスの配列、タイリングの設定を設定して実行します。

タイリングの設定は、以下の通りです。

"column"  グラフを横にいくつ並べるか

"row"  グラフを縦にいくつ並べるか

"left margin"  画面の左の余白

"top margin"  画面の上の余白

"right margin"  画面の右の余白

"bottom margin"  画面の下の余白

"horizontal gap"  並べたグラフの横の隙間

"vertical gap"  並べたグラフの上下の隙間

サンプルプログラム VI"TilingGraph.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

コネクタ画像

フロントパネル画像

○仕組み

ペーンのサイズと、余白の設定などから、一個のグラフの大きさを計算します。

グラフは、最初に全てを非表示にして、サイズを調整したグラフだけを表示します。

最初に、画面の大きさから、タイリングした時の一つのグラフの大きさを計算します。

 

グラフのサイズは、プロットエリアのサイズを指定しても、周辺に表示されるラベルや凡例のサイズによって変化します。

そこで、100x100のプロットエリアでのサイズを測り、逆に必要なサイズにするためのプロットエリアのサイズを逆算して設定します。

ブロックダイアグラム画像

テスト用プログラム

テスト用VIも作りました。ご利用ください。

サンプルプログラム VI"TilingGraphTest.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

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