波形チャートのプロットの色を途中で変えると、プロット全体の色が変化してしまいます。
一本の波形を波形の途中で色を変えることはできません。
二本の色違いの波形を巧く表示することでまるで一本の波形が色を変えているように見せることができます。
メインのVIで値をチャートに書き込む手前にサブVIを入れます。
チャートに表示したい値を"value"に入力します。
色を変える境界となる値を"Border"に入力します。
さらに、波形チャートのスタイルを変更するために、波形チャートのリファレンスを接続します。
リファレンスは、波形チャートを、右クリックし、[作成]-[リファレンス]で作成します。
二本の色違いの波形を表示するために、一方が表示されている時には、もう一方は"NaN"の値にしてチャートからプロットを消します。
はじめに実行された時に、各プロットの色と、プロットの形状を変更します。
NaNでプロットを消すと、その前後のラインも消えてしまうため、はじめからラインは表示しません。
テスト用VIも作りましたのでご利用ください。