ウォッチドッグタイマは、装置などが正常に動作しているかを監視する機能です。
一定時間間隔で装置が信号を出し、それが途切れるとウォッチドッグタイマが異常と判断して処理を行います。
今回は、ダイアログを表示したり、LabVIEWを終了するなどの処理を用意しました。
ウォッチドッグタイマを利用するメインVIでは、ノーティファイアを取得します。
ノーティファイアと、タイムアウト、アクションの設定などを接続してWatchdogTimer.viを実行します。
WatchdogTimer.viと並列でループを実行します。
ループの中では、一定時間以内にノーティフィケーションを送信します。
時間がタイムアウトで設定した時間以上かかると、ウォッチドッグタイマが機能して、設定したアクションを実行します。
ループでノーティフィケーションを待機します。
設定したタイムアウト時間を超えた場合、待機のループを終了してタイムアウトの処理を実行します。
タイムアウトの処理は、最初に設定した"Action"の値で決まります。
"Exit"ならば、LabVIEWを終了します。
"Dialog"ならば、タイムアウトを知らせるダイアログを表示します。
"Dia&Exit"なら、ダイアログで継続か、終了かを選択できます。
テスト用VIも作りましたのでご利用ください。