株式会社テクトス

24時間タイマ[ 24H Timer]

一日のうちで決まった時間帯にだけ装置を動かしたい場合があります。

10時30分から、10分間だけONにする。ような使い方です。

このような24時間タイマをVIにしました。

○使い方

最初に"Set"モードで時間設定を登録します。

設定時間の範囲"TimerSetList"は、"開始時刻"と、"ONの時間"からなるクラスタの配列です。

開始時刻はONになる時刻です。10時20分ならば、"10:20"と入力します。

※開始時刻は、昇順で並べて設定してください。

"ONの時間"は、ONの状態を保持する時間です。1時間15分なら"01:15"と入力します。

登録と同時に、設定時間範囲を解析して、タイマの判断に必要な配列を作り、ゲージの表示を変更します。

次に"Check"モードで実行すると登録した時間を判断して、範囲内ならON?からTrueを出力します。

利用する場合は、定期的に"Check"モードで実行して確認をしてください。

サンプルプログラム VI"24HTimer.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

コネクタ画像

フロントパネル画像

○仕組み

タイマの判断は、0時を起点にした分単位の時刻で判断します。

設定時間の範囲は、解析され分単位の"ON/OFF List"に変換され保持されます。

この"ON/OFF List"は、ONになる、または、OFFになる時間(分単位)を登録してあります。

"Check"モードではこのリストの各項目と現在の時刻を比較して、ON/OFFを切替えます。

ブロックダイアグラム画像1

ブロックダイアグラム画像2

ブロックダイアグラム画像3

テストプログラム VI"24HTimerTest.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

テスト用VIも作りましたのでご利用ください。