株式会社テクトス

ツールバー表示切替え [ Vis Toolbar ]

完成したVIを誰かに使ってもらう場合に、ツールバーの停止ボタンなどを触られたくない場合があります。

しかし、場合によっては停止ボタンを押す必要があるのでツールバーを完全に非表示にはしたくない。

そんな時、キーボードのあまり使わないキーを押し、ツールバーの表示/非表示を切り替える方法が便利です。

○使い方

実行して、キーボードの"Home"キーを押すと、ツールバーの表示/非表示が切り替わります。

●サンプルプログラム VI"VisToolbar.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

フロントパネル画像

○仕組み

フロントパネルには"ツールバー: 表示"ボタンが、見えない場所に配置されています。

"ツールバー: 表示"はプロパティの"キー操作"の"トグル"で、"Home"キーを割り当てています。

これで"Home"キーを押すと、"True"と"False"が切り替わります。

ブロックダイアグラムでは、別ループで表示の切り替えを行っています。

ループを分けたのは、メインのループで問題が発生して、ループが止まった場合でも機能が使えるようにです。

この機能は、緊急時を前提にしているので、このような配慮が必要です。

ブロックダイアグラム画像