LabVIEWでは、ファイル処理などの実行時エラーに対応してエラー処理を行います。
通常はエラーが発生した場合には、その後の処理を全てキャンセルしてアプリケーションを終了します。
そのため、関数やサブVIのエラー入力にエラーの情報が入力されるとその関数やサブVIは何も処理をせずに終了します。
ソフト処理に影響が無いエラーならばそのまま無視をして処理を続けられる場合もあります。
また、エラーの種類を判断してそのエラーに対応した専用の処理を行う必要があるかもしれません。
このような場合に、エラー番号を指定して判断をする専用VIを作成しました。
消去したいエラーのコードを"Error Code"に入力します。
"error in"から入ったエラーが設定されたエラーコードの場合のみエラーをクリアして"error out"から出力します。
エラーがクリアされた場合には"cleared"からTrueが出力されます。
設定したコード以外では、入力されたエラーがそのまま出力されます。
入力されたエラーから"名前でバンドル解除"を利用してcodeの情報を取り出し、codeが設定値と一致した場合には、Error Clear関数でエラーをクリアします。
テスト用VIも作りましたのでご利用ください。