株式会社テクトス

日時文字列作成 [ DateTimeString ]

データなどを保存する場合、日時の文字列を使用する事が多くあります。

ただし、思いどおりの日時の文字列を作るためには時間形式文字列を調べて少々面倒な設定が必要です。

そこで、簡単に日時による文字列を作成するVIを紹介します。

○使い方

時間のフォーマットを決めるために、TimeFormatで値を選択します。

TimeFormatで選択した順番に必要な日時文字が並びます。

例えば、"4桁の年 (2008)"、"月(2桁)"、"日(2桁)"を選んで実行すると、"20100602"と出力されます。

TimeFormatには、自由に文字を入力することもできます。

"4桁の年 (2008)"、"/"、"月(2桁)"、"/"、"日(2桁)"で実行すると、"2010/06/02"と出力されます。

●サンプルプログラム ”DateTimeString.vi”(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

コネクタ画像

フロントパネル画像

作成した"日付/時間文字列"と、"時間形式文字列"を出力します。

○仕組み

TimeFormatは、コンボボックスの配列です。ここで選択肢を選ぶと出力は時間形式文字列で出されます。

Forループで時間形式文字列をつなぎ合わせて、出来上がった時間形式文字列を日付/時間文字列をフォーマット関数に渡して時間文字列を作成します。

ブロックダイアグラム画像その1

ブロックダイアグラム画像その2

このVIをサブVIとして利用する場合には、配置した後にTimeFormatの入力端子から、制御器または定数を作成して利用してください。